「背中のコリ」
今回は、肩こりや腰痛とは違う、背中のコリについてお伝えします。
「背中のコリ」の原因
1.頭を支える首の筋肉が疲労すると、背中がコル。「板状筋のコリ」
2.猫背になると、背中がコル。「最長筋のコリ」
3.動かない生活習慣で、背骨は動かなくなる。「背骨の関節拘縮」
1.頭を支える首の筋肉が疲労すると、背中がコル。「板状筋のコリ」
板状筋は背中から頭までつながる筋肉になり、頭を後ろに引っ張ったり左右に倒したりする働きがあります。
そのため、デスクワークやスマホの使用で頭が前に出た状態でいる時間が長いと、板状筋は常に頭を背中の方に引っ張り上げ続けなければならなくなり、付着部である背中がコリ固まってしまうのです。
2.猫背になると、背中がコル。「最長筋のコリ」
猫背になると丸みの頂点となる背中と腰の中間あたりに一番力がかかってしまいます。
そのため、頭から腰まで繋がり体幹を支える最長筋も、丸みの頂点である背中に疲労が溜まりコリ固まってくるのです。
3.動かない生活習慣で、背骨は動かなくなる。「背骨の関節拘縮」
「関節が固まる」とよく膝や肩などで聞かれますが、関節が固まってしまうのは膝や肩だけではありません。
背骨も同じ関節ですので、痛みや運動不足などの原因により、動かさなければ、いつしか動かない関節になってしまいます。
すると、動かない関節の周りの筋肉は動くことが出来なくなりますので、次第にコリ固まってしまうのです。
「背中のコリ」を放置していると?
背中がコリ固まり動きが悪くなると、背中の痛みになるだけではありません。
その周囲の腰や首が背中の動きをカバーしようと過剰に動いてしまい、腰痛や首の痛みを引き起こしてしまうことがあります。
そのため、腰痛や首の痛みの予防・改善にも背中のコリを改善することが必要です。
「背中のコリ」の改善方法
背中のコリの原因となるものは、動かない生活習慣により引き起こされます。
そのため、背中のコリの改善には「動ける身体づくり」が大切です。
まずは関節を動かして可動域を広げましょう。
いつも丸くなっている背中は反ることで、背骨の関節を動けるようにしていきます。
関節が動けるようになれば、筋肉も本来の伸張性を取り戻し、動ける身体へと変わっていきます。
1.胸椎伸展エクササイズ
2.筋膜ローラー
身体の関節には「動きの良い関節」と「動きの少ない関節」があります。
例を上がると、肩の関節は「動きの良い関節」になり、上げたり下げたり回したり良く動かす事が出来ます。
しかし、その隣の肘の関節は、曲げる伸ばすだけの「動きの少ない関節」になります。
この様に、関節によって動きの特性は決まっているため、これを無視した動きをすると関節を痛める原因となります。
背骨もこの特性に当てはめると、頚部上部は「動きの良い」・頚部下部「動きの少ない」・胸部「動きの良い」・腰部「動きの少ない」関節となります。
このため、背中のあたり胸部の動きはとても大切になりますので、気になる方はエクササイズを試してみて下さい。